二週間もブログ更新してなかったですね。
年明けからイベント続きで周りがよく見えていませんでした。
4月に入ってやっと視界が開けた感じです。
そう思っていたら、私が本当の父以上に「お父さん」と慕っている人が
脳梗塞で入院していると聞きました。
最初に手術した病院から先週リハビリ専門の病院に移ったと聞いたので
すぐに行ってきました。
会うまではどんな状態なのかわからないので不安でしたが、
思ったよりは元気そうなので安心しました。
それでもやっぱり半身は麻痺していました。
車いすには座っていたので全麻痺ではないとは思いますが。
「私、介護福祉士やから介助出来るからね」と言ったら表情が曇ったような
気がしました。
十分に言葉も行動も選んでいたつもりでしたが軽率でした。
努力次第で麻痺も軽くなるとは思いますが、今までと同じ生活はできないんだと
実感しているお父さんの気持ちになってみると、私が会いに行ったこと自体が
間違っていたんではないかとも思います。
でも、お父さんは脳梗塞が起こった時のことをこと細かく話してくれました。
午後から出勤だったその日、お父さんは自宅で一人だったそうです。
急に左半身が麻痺して動かなくなったので「まずい!」と思ったそうです。
目の前のテーブルの上に携帯電話があることも電話があることもわかっていたけど
右半身で這おうとしても左手が邪魔になってその場でぐるぐる回るだけ。
何とかして電話を座布団の上に落として119番に電話できたそうです。
「かぎを開けられますか?」の問いに
「そんなんできたら電話せえへん」と言ったらしいです。
意外と冷静だったと。
救急隊員が到着して2階の窓ガラスを割って入って来てくれた時、
「助かった」と思ったらしい。
そして最初の病院に一ヶ月入院。
私はその一ヶ月もの間何も知らなかった。
お父さんが脳梗塞を起こす前に何度か会おうと言っていたのに
忙しいからと断っていました。
ずっとお世話になっていたのにとんでもない不義理やと思います。
規則正しい生活をするお父さんが脳梗塞を起こした原因の多くはストレスだと思います。
私が会っていれば少しでもストレスは軽減出来たんではないかと思ったりもします。
私が今のお父さんにしてあげられることは何だろうか。
それでもお父さんは、私と母の健康を気遣ってくれます。
倒れてしまってはどうしようもないと。
お父さんに言われると身に沁みます。
体調管理はもちろんのこと、危機管理もちゃんとしなくてはと思います。
たとえば母。実家に一人で暮らしている母。電話は1階、寝室は2階、
子機もなく、携帯も持っていません。
もし脳梗塞を起こしたらと考えるとぞっとします。平日なら半日、
休日なら1日半、誰にも気づかれないということになります。
自分にしてもとっさの時に新しい住所が出てこないかもしれない。
救急隊員が入って来れる場所があるだろうかと考えてみたり。
みなさんも身内や大切な人、自分のためにも、もし何かあったら、
ということを一度考えてみてほしいなぁと思います。
本当に何かあった後では遅いから。
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